歴史のはじまり
レ・フォール・ド・ラトゥールの名は「アンクロ」内の歴史的区画に由来します。1966年、この名をラベルに冠したワインが初めて生み出されて以来、絶えず品質向上を続け、メドックの格付ワインに並ぶ評価を受けています。
レ・フォール・ド・ラトゥールの名は「アンクロ」内の歴史的区画に由来します。1966年、この名をラベルに冠したワインが初めて生み出されて以来、絶えず品質向上を続け、メドックの格付ワインに並ぶ評価を受けています。
ワインは以下3タイプの区画から生まれます。
• ランクロの周辺部
• グラン・ヴァンにセレクトされる能力を持つ区画でも、ブレンド時の試飲鑑定で品質が十分ではないと判断された場合は、レ・フォール・ド・ラトゥールに使用されます。
• アンクロ外部。ポイヤックの格付クラスに匹敵する区画。
まず、ピニャーダ、プティ・バタイエ、サンタンヌ。これらの区画は100年以上前からドメーヌが所有する畑で、品質の良さを意味する高い平均樹齢(約40年)を誇ります。 → 次にアルティーグ村に位置する7ヘクタールの飛び地区画。2005年に購入した礫質台地です。2012年にも複数の区画からなる畑(約5ヘクタール)を購入しています。
これらの飛び地区画には極めて多様なテロワールが見られます。ヴィンテージによって実に多彩な個性とアロマ表現が備わったワインが生まれ、まさにレ・フォール・ド・ラトゥールの魅力を形成しています。
畑のみならず蔵においても、レ・フォール・ド・ラトゥールはグラン・ヴァン同様のケアを受けて生産されています。生産に使用する区画が異なる他、唯一のはっきりとした違いは、育成・熟成時に使用する新樽率です。50〜60パーセントの新樽を使用しています。
レ・フォール・ド・ラトゥールのブレンドは毎年異なりますが、グラン・ヴァンに比べてより高い割合(25〜30パーセント)でメルロを使用しています。